小学校の同級生とハピメでハメた話

ハッピーメール

忘れかけていた記憶が、一瞬のうちに記憶の中から呼び起こされる事ってあるもんです。

一度思い出すと、今までどうして忘れていたんだろう?という事が不思議になっちゃいます。

僕は何気なく覗いていたハッピーメール。
その中に一人の女の子を見つけて、一気に14年前の記憶が呼び戻されました。

けいこちゃんだ。

小学校のころの記憶の中に

僕は小学校の時、自宅からちょっと離れた所にある学習塾に通ってたんですね。

ちょっとレベルの高い塾でした。

だから自分の通ってる小学校だけじゃなくて、近隣の小学校から生徒が集まって来てたんです。

けいこちゃんもその塾に通っていた一人。
彼女は僕より頭は良くて、クラスは基本的に別。

たまに同じクラスになるけれど、大抵は僕の模試の成績が悪くて違うクラスになってました。

でも、休み時間にはよく彼女と話をしたものです。
正直、勉強は嫌いだったけれど塾に行くのは別。

楽しみで楽しみで仕方なかったんです。
だって彼女に会えるんですもん。

そう、僕は彼女に恋をしてたって訳です。

いわゆる初恋。
まさにそれでした。

そのけいこちゃんがハッピーメールの掲示板に載ってるじゃないですか。

しかもピュア系じゃなくて今スグ系の方ですよ。

どうしよう?
ちょっと複雑ですね。

会えば思い出がダメになっちゃうような気もします。
でも会わなかったとしても、彼女は他の誰かに抱かれるんです。

初恋の相手と佐賀駅でまさかの再会。

僕の初恋のけいこちゃん。
気が付けば、彼女にメッセージを入れてました。

出来れば返事は欲しくない。
だって会えば思い出が壊れてしまいそうだし。

でも彼女には会いたい。
そんな気持ちの間で僕は揺れてました。

気が付けば、メッセージの数がさっきより1つ増えてます。

彼女から返事が来ちゃったんですよ。
まあ当たり前っちゃ当たり前のことですけど。

相手はハピメの業者でもあるんだから。

[box class=”box_style_pink” title=”けいこちゃん”]今日、これから大丈夫です。
車ありますか?[/box]
[box class=”box_style_blue” title=”俺”]車はないですね。
佐賀駅あたりでどうですか?[/box]

その後も彼女とは、何回かメッセをやりとり。
でもどの内容もすんごい事務的ですね。

彼女の言葉には初恋の相手っていう面影なんか、これっぽっちもありません。

もちろん、同じ塾だったマサルだとは言ってませんよ。

気が付くと、彼女と佐賀駅の前で6時に会う約束を取り付けちゃってました。
もう後戻り出来ません。

どうせ僕も忘れてたんだし。
それに今さら初恋を実らせようなんて、これっぽっちも期待してません。

僕は覚悟を決めて、けいこちゃんに会いに行くことにしました。

久しぶりに佐賀で再会した初恋の相手とセックスすることに

約束の場所、約束の時間に現れた彼女。
僕は彼女を見た時、本当に言葉を無くしました。

二人の間に流れた14年の時間は、けいこちゃんをすごく綺麗にしてくれたんですね。

違った運命の元に今、出会っていたら、改めて彼女に恋をしたかもしれません。

僕がトキメキを感じていた彼女の面影は、やっぱり所々に残ってます。

だからラブホに向かうまでの道すがら、僕はこの上なく挙動不審になってたという訳です。

そんな僕の気持ちに彼女は、全く気がついていない様子。
もちろん僕は本名を言ってませんし。

でも、見た目はあまり小学校の頃から変わってないと思うんですよ。

だから出会ってから、彼女が僕に気が付いてくれなかった事にこの上ない寂しさを感じたものでした。

正直どこをどう歩いて来たのかよく覚えてません。
気が付くと、佐賀駅から少し行ったところにあるライズってホテルの中に。

彼女は、ここに来るまで僕の手をずっと繋いでくれてるんです。

すごく華奢な手。
こんな手をしてたんだ。

華奢な指

もちろん小学校の時にだって、手を繋いだことなんてありません。
でも気になったのは、あれから何人の男と手を繋いだんだろうってこと。

多分、僕以外の男の人とも手を繋いでラブホに誘ってたんだろうなと思うと、何だかいたたまれない気持ちになっちゃいました。

部屋に入って、彼女に促されるまま服を脱ぎました。
彼女も服を脱いでいきます。

初めて会う男の前で、こうも躊躇なく服を脱ぐ人になっちゃったんですね。

僕が服を全部脱いで立ってると、彼女が目の前でひざまついてフェラをしてくれました。

フェラは確かに気持ち良かったですよ。

でも気持ちいい分、どうしても割り切れない感情がどんどん心の中から溢れてきます。

普通、こういうシチュエーションで女の子のフェラが上手ならどんな男も喜ぶはずですよね。

でも舌使いが上手ければ上手いほど、溢れそうな涙を止めるのに僕は必死でした。

なんとも言えない複雑な気持ちで初恋の相手とセックスした

やっぱ、ここで泣いちゃダメです。

多分、泣いたら全てが音を立てて壊れてしまう。
それが僕には分かりました。

なんか全てを、彼女に気付かれてしまうんじゃないだろうかと。
そしたら、初恋は綺麗なままじゃいられなくなります。

まるでそれって自分の人生を否定するような気がして、必死で泣くまいと思いました。

それから僕は、何にもないような顔をして彼女に挿入。
正常位、騎乗位、そしてバックと。

彼女が拒まない限りは、ありとあらゆる事をしましたね。
そして僕がすることに彼女は応えてくれます。

普通に喘ぎ声だって出すんですよ。
本当にごくごく普通の女性として喘ぎ声を出します。

でも、どんなに気持ち良さそうに出す喘ぎ声にも、そこに愛情を感じる事はありませんでしたけれども。

身元を隠して初恋の相手と会った後…

彼女との時間、それはあっという間でした。

セックスを終えてラブホを出て、帰り道が同じで途中までしばらく一緒に歩いていたんです。

でも帰り道では、彼女が僕の手を繋いでくれることはありませんでしたけどね。

「あ、じゃ僕、あっちだから。」

そう言って、お互いに手を振って別れました。

彼女、あっさりと行ってしまうのかと思ってましたけど、意外にも僕が行こうとするまでずっと立ち止まって手を振ってくれてたんです。

完全に背を向けた時、なんか彼女が後ろでこう言った気がしました。

「マサルくん、じゃあね!」

確かに背中でそう聞こえた気がします。

それまで堪えていた涙。
帰り道、僕の頬をつたって涙がドバドバ出ました。

あれからハッピーメールで、けいこちゃんのことを見かけることはなかったですね。

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